ゆるっふわっ記者会見?

こちらの2本の記事、あなたはもう読みましたか?

日本母親連盟のことがまだちょっぴりでも気になってる方はぜひ読んでみてください。

 

ハーバービジネスオンライン

2019年3月26日火曜日

日本母親連盟の記者会見と決起集会、メディアも参加者もごくわずか

https://hbol.jp/188750

 

やや日刊カルト新聞

2019年3月26日火曜日

やや日刊カルト新聞取材班、日本母親連盟の設立決起記者会見を独占取材

http://dailycult.blogspot.com/2019/03/blog-post.html

 

『やや日刊カルト新聞』の藤倉善郎様、鈴木エイト様、これまでの日本母親連盟への果敢な取材と、貴重な動画の公開に感謝します。

そして、その感謝の気持ちを込めて、3月23日の記者会見動画を文字起こししてみました。私の感想はタイトルの通りです(笑)

以前公開されていた30ものマニフェストと比較してみるのも面白いかもしれません。ん?あらやだまだ残ってる( ´∀` )♪

http://hahaoya.jp/manifesto/

見れなくなったらこちらをどうぞ


YouTube藤倉善郎チャンネル

日本母親連盟設立記者会見

司会者:皆様おはようございます。これより「日本母親連盟」設立記者会見を始めさせていただきます。まずは3名の・・・

 

阪田浩子代表:今日は2名。

 

司会:2名で?はい、大変失礼しました。2名の、2名から今までの経緯や、そして本日に至るまでのお話をさせていただきます。まずは代表阪田浩子。お願いいたします。

 

阪田代表:はい。皆様おはようございます。日本母親連盟マザリー代表の阪田浩子と申します。本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。

 

日本母親連盟マザリーは、昨年2018年8月1日に政治団体登録をいたしました。なぜ政治団体登録をしたかというと、私たち市民でも政治にまったく無関係ではなく、逆に言えば私たちの暮らしに本当は直結していることだということで、ではそれを私たちの暮らしを守るための、生活、政治、そういったものにきちんと提案をしたり、訴えかけたりすることが必要だというところで、あえて政治団体登録をさせていただきました。

 

まず設立までの経緯なんですけれども、そもそもですね、私はずっと飲食店を作る仕事をしていたんですね。30年以上ずっと食に関わる仕事をしてきて思ったのは、ちゃんとしたものを自分の家族に食べさせるような思いで食べてもらいたい、そんな店を作ってきたんですけれども、食材を探せば探すほど、「あらっ、この状態はおかしいんではないか?」って思ったんですね。例えばこのお水に農薬を入れて飲ませたら、それは罪になりますよね。でもそれと同じ農薬がかかってる野菜を食べてしまってるのはいいんだろうか?とか。そんな素朴な疑問から始まりました。

 

こういった状況が日本にはどんどん広がっている。調べれば調べるほど、実は国産が安心・安全でどうなの?という疑問を持つようになりました。他にも教育の問題であったりとか、放射能の問題であったりとか、日本を取り巻く外国の企業の問題であったりとか、いろいろ知れば知るほど、このままの日本で大丈夫なんだろうかって心配になっていたんですね。それでいろいろな市民活動や社会貢献に携わるような、社会運動的なことを少しずつ勉強させていただきながらやらせていただきました。その中で、今回この「日本母親連盟」という団体を作ろうという、企画というかね、(?)ができたんですね。で、その時に私は今までそういったことに問題意識を持って運動していましたので、ぜひこれに参加してくれないかというお声をかけていただき、まず1回目の会議に参加するところから始まりました。

 

今までいろいろな問題意識を持っている方々が、でも1人の力じゃどうにもならないし、それぞれ自分の立場とか、お仕事だったりとか、ちょっとした活動の中でそれぞれがやられていたけれども、この力を1つにまとめたほうがいいよねっていうこと。それから、どうしても女性や主婦の方々が、政治は直接は私たちには関係ないと思ってしまっていて、なかなか投票にも行っていないということもわかり、そういった方々が本当に、実は自分たちに政治が密接してるんだと、政治が作ってることが私たちの暮らしに作用してるんだっていうことを知ってもらって、そして望む社会に少しでも近付けるような運動をできたらいいんではないかっていうお話だったんですね。それで、私も今までなかなか1人ではできなかったけれども、こうやって仲間が繋がっていけばできるんではないかと思って、私もこの「日本母親連盟」を立ち上げる準備委員会から参加させていただいたという経緯になります。

 

そこから約・・本当に3、4ヶ月の準備期間で、昨年の8月1日に登録することができました。そこからこの半年間は、まず全国に広がることが重要だと言うことで、それぞれ47都道府県に1つの支部を作るということを目標に、今まで支部の設立に向けて活動をして参りました。今日の時点で38支部が立ち上がりました。まぁ38支部と言っておりますけれども、例えば四国は4県が四国支部と言う形で網羅されていますので、北海道から沖縄まですべての県が網羅されている形になります。

 

そして今日までの会員数、正会員数が5,292名という、たった半年でそれだけの会員にご登録いただくことができました。また、「パートナー提携」と言って、いろいろな形で母連を、あ、「母連」という言い方と「マザリー」という言い方をしておりますけれども、を応援して下さる方々が今パートナー提携だけでも60数名いらっしゃるんですね。その方々のお持ちでいらっしゃるネットワークの人数を入れますと、やはりもうすでに1万人近い方々に私たちの情報が届くという状況になっております。一人一人が伝えていくことで1 +1 +1 +1が積み重なってここまでの人数になってきました。ですので、今日この3月23日が、日本全国に広がった日本母親連盟の本当のスタートの日というふうに祈念して、本日ここに設立決起パーティーという事を開催させていただくになりました。

 

 はい、設立までの流れはこのような形になります。皆さんが賛同してくださったのには、この日本母親連盟の理念や目的があります。それについてご説明させていただきます。

 

日本母親連盟の一番最初の目的です。なぜまず「日本母親連盟」という名前をつけたか?です。日本母親連盟、あえて母親というふうにつけましたのは、これはお母さんだけの集まりではありません。母というのは、子を持つ親だけではなく、次世代を育てるすべての大人たちの総称という意味を含んでいます。ま、但し、母親と名前を付けていますのにはちょっと理由があって、その女性が持つ身を捨てて尽くす力とか、全力で生み出す力とか、無条件で包容する力とか、そういったものが世の中を変える力になるんではないか?と定義して、「母」と称しました。母親というよりは母性と言った方が良いのかもしれません。ですので、日本母親連盟というのが母性を持つすべての大人の総称ということでご理解いただければと思っております。ですから愛称を「マザリー」と名付けました。「マザリー」の語源は「母のように」という語源になります。

 

私たちの最初の目的は、食べ物であったり、医療であったり、環境であったり、教育であったり、保育であったり、介護であったり、仕事であったり、経済であったり、暮らしぶりであったり、そういったことから起こっている問題を広く自分たちも学び、社会にお伝えし、啓発し、そして子どもたちの未来のために、母親や女性たちの力で健康な世界を生み出すことを目的に発足されました。

 

いま、今日のプログラムにも書いてありますが、それを今回「マザリー憲章」という形でまとめさせていただきました。

 

<マザリー憲章>

 

日本母親連盟は、大自然の摂理を起草として、人と人、そして地球上のすべての生き物が共生できる、平和で健やかな社会を作り上げることを目的として活動します。

 

 

地球上のすべての生き物が共生できるということ、平和で健やかな社会を作り上げるということ。それが、私たちが一番望むことですね。大切な人との暮らし。笑って暮らせる、もうただ本当はそれだけを望んでいるわけです。でもその生活が脅かされるようなことがあるのであれば、それは守らなくてはいけない、守りたい、そういった気持ちから立ち上がったということになります。

 

 

そのための行動指針としては、

 

一つ、すべての命を慈しみ、おおらかに育みます。

 

二つ、この星に生まれたことに感謝し、美しい地球を次世代に残します。

 

三つ、多様な個性を尊重し、人と人との調和を大切にします。

 

四つ、国際社会の中で、日本人としての誇りを持ち、深い見識と幅広い視野を持って行動します。

 

五つ、先人の知恵に学び、地球人としてのあるべき姿を未来へ継承していきます。

 

 

 

私たちは、命をいただいてここに生まれ、そして命をいただいて命を長らえ、そして次の命へ継承していくという役目を持って生まれてきています。美しい日本と、美しい地球と、そして私たちの暮らしが守れることを一番に考えて行動をする。基本はただそれだけです。

 

 

私たちの活動には大きく分けて3つあります。

 

一つは、今のこの日本の現状を知ること。そして、本当に安心・安全に生きていくための情報を共に学んで、啓発活動を行うこと。これが一つ目の活動です。

 

二つ目の活動は、この一人一人の声では届かない声を大きな力にしていく。今は目標を1千万人としています。1千万人の声を合わせて、国を動かせる力になるというのが2つ目の活動です

 

そして三つ目。美しい日本、暮らしやすい日本にするために必要な施策を政治や行政に働きかけます。

 

この三つの活動を目指して、いま私たちは活動を始めました。

 

 

はい、以上までが日本母親連盟の憲章と行動指針と活動内容になります。具体的にはどういった事を目指していくのかということを「マザリー宣言」という形でまとめました。これについては広報部長の白河未來よりご説明をさせていただきます。

 

白河三來広報部長:どうも皆様はじめまして、白河三來と申します。私、広報部長を拝命しているんですけれども、元々は、ええと、いろいろブログですとか、えー、いろいろなセミナー?を企画したりしまして、薬に頼らないで健康になる、化粧品を使わないで美しくなるっていうようなポリシーのセミナーを開いていたんですね。で、いろんな健康情報を私から発信するブログとかいろんなSNSを通して発信するということをしてきたんですが、どうしても自分からの半径ってね、限られていますよね。発信の半径が限られていて、本当に繋がっている方たちは「あぁそうなの。じゃあこういうものはこういう選び方をしたほうがいいのね。」とか、「あっ、薬に頼らなくてもこうやって治す方法があるんだ。」とか、そういうことを知っていただけたんですけれども、限られています。

 

で、このお話をいただいた時に、そっか、私今まで政治とか全然興味なかったし、投票も行ったり行かなかったりっていう・・・ね、お母さんたちそういう方が多いんじゃないかなと思うんですけど、そんな感じだったんです。でも、もし、その本当にお母さんたち、また女性たち、今まで政治に興味のなかったたちの票の力が一つになったら、そういった普段私たちが困ってる事を変えられるんじゃないか。周りの環境から変えられたら、こんなにちまちま発信していかなくてもね、みんなが安心で安全な暮らしをしていけるんじゃないかということで、あ、ぜひこの活動に参加させていただきたいと思って加わりました。そんなわけで私も、阪田さんよりちょっと後に立ち上げ段階から加わって、この活動をさせていただいております。

 

そして本当に試行錯誤で(?)ていますので、最初は「えっ、政治団体なの?」って、あのぉ~私たち本当にそういう地道な草の根の活動なので、消費者団体でも何でも最初はいいって思っていたんですけれども、どうしても政界の方々に声をお届けするのに、政治団体という形の方がいいんじゃないかということで、そういった登録を去年の8月1日にさせていただきました。そして、最初はね、マニュフェストっていうものを出していたんですけれども、それもまた試行錯誤で、今回そのマニュフェストを編纂いたしまして、もっとわかりやすく、短いものにさせていただいたのがこの「マザリー宣言」というものです。

 

 

 

ではこの「マザリー宣言」についてご紹介させていただきます。

 

 

 

私たち日本母親連盟は、未来の子どもたちが健やかに心豊かに生きられる社会を実現するため、マザリー宣言として8つの約束をします。

 

 

一つ、安全な食べ物が選べるシステムを作ります。

 

二つ、薬に頼らない医療及び予防医学を推進します。

 

三つ、消費税の廃止を求めます。

 

四つ、原発ゼロを目指します。

 

五つ、戦争に反対します。

 

六つ、ライフラインを守ります。

 

七つ、教育問題を解消します。

 

八つ、女性が働きやすい世の中を作ります。

 

以上の八つが「マザリー宣言」です。その一つ一つに付いて具体的にご紹介した方がいいですか?はい。

 

 えー、ではですね、まず一つ目は「安全な食べ物を選べるシステムを作る」ということなんですけども、私たちいま本当に遺伝子組み換えですとか、農薬ですとか、ね、化学肥料ですとか、あるいは畜産物に含まれる抗生剤、ホルモン剤、そういったものもすごく心配です。で、母親として安全な食べ物を家族あるいは子どもたちに与えたいと思った時に、本当に売ってるところがまず見つからない。そしてどれが安全なんだろうっていう基準もよくわからないというような状態ですね。それをやはりはっきりわかるようにして、みなさんが安心・安全な食べ物がすぐ取れる、手に取れるような環境になったらいいんじゃないかなぁと思っています。えっと、アメリカのカリフォルニアでも、ゼン・ハニカットさんていう方の運動が始まりで、オーガニックがカリフォルニア全州に広がっていったんですね。日本もそんなふうにお母さんたちの活動が中心になって、本当にこのお店に行けば安心なものが買えるよっていう状況になったらいいなと願っております。

 

 はい、そして二つ目の「薬に頼らない医療及び予防医学を推進します」ということなんですけれども、私たち別に西洋医学を否定しているわけではありません。え~、ね、事故に遭って大けがをした時ですとか、あるいは手術をしなければならない時、感染症にかかった時などは、絶対に西洋医学のお世話にならなくてはならないと思っています。でもそれ以外の、ちょっと頭痛がするわとか、ちょっと生理痛がひどいわとか、そういう時に、ちょっと眠れないわとかね。そういう時に気軽に薬を使って依存してしまってるような私たちだと思うんですね。で、私たちには自己治癒力というものが備わっていますから、本当はちゃんと良い食べ物を食べて、体の基礎作りができていれば、そんな薬にお世話にならなくてもいいっていう体になれるんですね。で、薬漬け医療なんていうのは本当にそれの最たるものだと思いますね。で、たくさんお医者様から出された薬を何十個も一日に飲んで、その結果「医原病」というような病気になっている方もいらっしゃいます。ということで、自己治癒力をね、作って、それで対応していくような生活が望ましいなと思っております。そして、あまりみなさん気付いてらっしゃらないですけど、本当は食事が一番の予防医学なんですね。ですので、そういった食の知識をみなさんにお教えしたいなぁと思っています。

 

はい、三つ目の「消費税の廃止を求めます」これ私たち誰もが願ってる事だと思うんですけ。今8%でも苦しいのに、10%になったら本当にね、どうなっちゃうんでしょうって、家計を握っている方はみんな思ってらっしゃると思います。そしてこういった税のことも勉強していくと、ね、企業の税金はどんどん低くなっていて、個人の消費税がどんどんアップしていって、で、国の税収自身は変わらない。じゃあ企業が、ね、楽になった分私たちが負担しているんじゃないの?なんていうことも聞かれますので、そういったこともアプローチしていけたらいいなぁと思っております。

 

はい、そして四番目の「原発ゼロを目指します」これもみんなが願っていることだと思うんですよね。えー、実は地球全体のエネルギーがね、そういった、原発に頼らないと足りないっていうようなことを言われて、私たち信じ切っていたんですけれども、いろいろ勉強させていただくとそうじゃない。実は、火力発電とか他の発電でも全然補いきることができるのに原発に頼っている。それは企業がね、利益を求めているっていうところから端を発しているんですね。そういった社会を直していけたらいいなぁと思っています。私たち本当に一人一人の力は小さいですけれども、みんなで声を集めたら大きな力になるんじゃないかなと思っています。

 

はい、そして五番目の「戦争に反対します」これはね、もう、あの、本当に国家レベルの事なので、個人が何と言っても、あの、太刀打ちできないことではあるんですけれども、でもすべての子どもを持つお母さんは子供を戦争にやりたくないと思っています。えー、そういったことから、「私たちのこのマザリー宣言にもこの一言は入れないわけにはいかないよね」ということで入れさせていただきました。私たちまだ本当に勉強中で、憲法とかね、難しいことは全然わかりません。ただ、このお母さんたちは子どもを戦争にやりたくない!という心意気だけはお伝えしておきたいと思います。

 

 はい、そして六番目なんですが、「ライフラインを守ります」昨今のTPPが(?)結ばれまして、ちょっと、水道?が外国の企業さんに持っていかれてしまうんじゃないかという、利権の事が心配されていますね。グローバルな目で見ると、本当に日本て水に恵まれた、水の豊かな国なんですよね。これを私たち本当に一人一人が、ただ日本に生まれただけできれいな水を飲める権利を持ってると思うんです。それが利権ビジネスがはびこって、全部、えー、そういった会社に牛耳られてしまう。本当に南米の方では水道料が払えない人が、公園にね、公園の水道にお水もらいに行ったら水道にはカギがかけられているとか。じゃあ雨のしずくをバケツに貯めて飲もうとしたら、それに対してもお金を払えと言われるとか、すごい事が起きてるんですね、世界規模で見ると。で、水の利権を企業に買い取られるということはそういうことが起きてしまうので、私たちも今は全然関係ないことと思っていますけれども、そういった危機が迫ってこないうちに対策をしたいなと思っております。

 

はい、そして七つ目は「教育問題を解消する」です。えー、教育の問題って学校に入ってからではないんですよね。もう子どもを授かって、赤ちゃんの頃から始まっていると思うんです。そして今、待機児童の問題、えー大変、保育園の待機児童が増えて困っていますけれども、そもそもが、お母さんが家で育てられる環境があればそういったことも、ね、必要がないぐらいで。そういったことも含めて、保育の問題、教育の問題、あるいは奨学金のね、返済の仕組みですとか。いま奨学金の返済ができなくなって自殺してしまう方とか、本当に可哀想な例が増えているんですね。そういうこともやっぱり、何か経済を、仕組みをうまく作れば、奨学金返済をしなくて済むような仕組みができるんじゃないかなぁと思っております。そして学校の問題もいろいろね、あの、先生方自体が、えー、鬱病になってしまわれたりとか、あるいは教員の成り手がないとか、いろんな問題がありますので、えー、教育問題でも本当に少しずつではありますが、アプローチできたらいいなぁと思っております。

 

そして最後、八番目、「女性が働きやすい世の中へ」ということなんですが、ええと、本当に今働いているお母さんたち、頑張ってらっしゃると思います。ね、朝ごはんの支度をして、家族を送り出して、自分もお勤めに出かけて、帰りに買い物して、帰ってきてまたご飯を作って、子どもたちをお風呂に入れて寝かし付けてって、もう考えただけで気が遠くなるような、ここにいらっしゃるお母さんたちもそんな一時期をきっと越えられてきたんじゃないかと思います。そういった女性の仕事、家事、育児、介護などがバランスよくできる仕組み作り。こういったものにも取り組めたらいいなぁと思っております。そして、多様な生き方を受容できるような社会でありたい。そういったことのお手伝いもできたらいいなと思っております。

 

私たち本当に素人が始めた、えー、政治団体ですので、政治の知識はほとんどなくて、もう、みなさんの助けを借りて勉強させていただいているという状態です。ただ、本当に未来の子どもたちのために、えー、素晴らしい社会にしていきたい。今のままでは、本当に負の遺産をね、たくさん子どもたちに背負わせてしまうだけ。えー、本当に食べ物は汚染されているし、えー、環境は放射能で汚染されているしって。何も希望が見えない状態ですよね。もしこのままの状態がキープされたら。それを私たち一人一人の力で声を集めて、大きな声にして、周りの世界を変えていけたらという、「ちょっと夢みたい」と思われるかもしれませんが、そんな高邁な理想を持って、みんなで突き進んでいきたいと思っております。

 

阪田代表:はい、ありがとうございます。えー、日本母親連盟マザリーは超党派です。えー、右も左も、上も下も、えー、利権とか、金権とか、どこの団体とか、何派だったりとか、すべてが予定調和だったりとか、そういったものまったく関係ない女性の力だからこそ出来る事を目指してます。今までのやり方では変わらないんです。今までのやり方ではない方法で変えていくために、私たちあえて「日本母親連盟マザリー」なんだということをご理解いただければと思います。

 

私たちは、女性というのはいろいろな人を受け入れる力があります。それぞれの多様性を受容して、いろいろな考え・・・みんな一人一人違いますよね。同じ人間なんて一人もいないわけです。一人一人の意思や考え方を尊重し、でも目指す未来は、幸せな未来を、それだけは同じ。そこを目指すことが一緒であれば、そこで一緒に歩いていけるんではないかなぁと思っています。えー、まぁ、何度も繰り返すようになりますけれども、私たち本当に素直な気持ちで、大切な暮らしを守るために、ただそれを願って進んでいくということをご理解いただければと思っております。ぜひ私たちの今後の活動を、えー、温かく見守っていただき、そして応援をいただければと思います。本日はどうもありがとうございました。

 

 

司会:ありがとうございました。

 

 (拍手)

 

司会:はい、ありがとうございました。日本母親連盟よりお話をさせていただきました。これより質疑応答に・・・


阪田代表:今日はこれだけですね。動画できるので。

 

司会:はい、かしこまりました。はい。では、本日はどうもありがとうございました。


誤字・脱字があったらごめんなさい。お知らせいただいても、あまり直す気はありません(笑)

おしどりマコさん♡街頭演説

2019.03.13 @新宿駅西口

おしどりマコ公式Webサイト

https://www.oshidorimako.page

2019年3月13日夕刻、新宿駅西口地下で行われた立憲民主党のおしどりマコさんの街頭演説を、マコちゃんのツイキャスから文字起こししてみました。

おしどりマコ・ケンさんは全国にも足を運んで頑張っています。ぜひ応援してくださいね♪

立憲民主党 おしどりマコ 

20190313_新宿駅西口街宣

https://twitcasting.tv/makomelo/movie/531445068

 

おしどりケン:ご通行中の皆様、お騒がせいたします。おしどりケンです。

 

只今から、これから、まもなく、まもなくしますと、おしどりマコがこちらで街宣をさせていただきます。

 

おしどりマコは、今年の参議院選挙の全国比例での立候補予定者です。どうぞ、ちょっと足を止めてお聞きいただけると嬉しいです。

 

皆様お騒がせいたしております。おしどりマコがこちらでまもなく街宣を始めます。どうぞ皆様少し聞いていってください。

 

ご通行中の皆様、こんにちは!おしどりマコがこちらで街宣をいたします。まもなく始まります。

 

おしどりマコは、今年の全国比例で参議院選挙立候補予定者です。立憲民主党から出馬する予定になっております。どうぞ皆様足を止めてお話を聞いていってください。

 

まもなく、もう、本当は6時からスタートするという、6時から始まる予定だったんですけど、ちょっと到着が遅れてしまいまして、皆様にちょっと待たせてしまってますけど、もう始まりますんでね。もうここの横でマコちゃんがスタンバイしております。でもまだもうちょっとしゃべれと、そういうサインが飛んできておりましたんでね、ええ。そういう感じでございます💦

 

ご通行中の皆様こんにちは!おしどりマコが、こちらでまもなくしたら街宣を始めます。どうぞ少しお話を聞いていってください。おしどりマコおしどりマコ、立憲民主党から参議院選挙全国比例で立候補予定になっておりますおしどりマコが、こちらで街宣を始めます。皆様どうぞお立ち寄りください。

 

さぁ、温まってきたようで。さぁ、それでは登場・・・(笑)・・・もうちょっとですね💦

 

皆様、こんにちは!お騒がせしております。こちらでまもなく、まもなくしましたら、おしどりマコが街宣を始めます。

 

おしどりマコは漫才師です。僕の相方でもありパートナーでもあります。おしどりマコがこちらで街宣を始めます。

 

おしどりマコは、立憲民主党で全国比例から今年の参議院選挙に立候補予定になっております。どうぞ、おしどりマコの話を聞いてってください。まもなく始まります。

 

こちらの場所でまもなく、おしどりマコが街宣をいたします。

 

さあ、マコちゃん、それではよろしくお願いいたします。マコちゃんの登場で~す!

おしどりマコ:みなさん、こんばんは!おしどりマコと申します。おしどりマコです。今年の参議院議員選挙で、全国比例で立憲民主党から立候補する予定になりました。おしどりマコと申します。

 

本当は私「芸人」なんですけど、よしもとクリエイティブエージェンシーというところで所属していた芸人なんですけど、今年立候補する予定になりました。芸人が何で立候補することになったかと言うと、2011年の東日本大震災と、そして原発事故がきっかけなんですね。

 

2011年、8年前の3月、原発事故があって、テレビでは「直ちに影響はありません」「レントゲン1回分の線量だから大丈夫です」と、繰り返し、繰り返しニュースに流れていた時、テレビに出ている芸人や、ミュージシャンや、俳優やテレビタレントの人たちは、原発事故の汚染を逃れるためにどんどん東京から脱出していきました。

 

一応私おしどりも、テレビ業界の端っこにおりましたので、テレビで仕事をしている方々が、自分の子どもや家族を海外や西日本に避難させ、でもそういうことはテレビには一切出てこずに、「直ちに影響ありません」ということが繰り返し流れていた時、これはあまりにも不公平じゃないんだろうかと思って、それで「本当は原発事故って何が起こってるんだろうか?」と思って、自分で調べるために取材を始めました。

 

芸人が取材を始めるなんて、本当は思ってもなかったんですけど、いつか誰かが、原発事故に詳しいスーパー・ジャーナリストが記者会見に来て、そしてバンバン情報を引き出してくれると思ったんですけど、でも8年経ってそういう人は全然現れずに、取材をする記者は減る一方です。

 

一昨日の3月11日、その日の東京電力の定例の記者会見で、取材をしていたのは6社とフリーランスが2組でした。取材をする人は本当に減る一方で、2011年3月、4月、原発事故があった年は毎日100人ぐらい記者さんが来てたんですけど、今はもう10人前後です。

 

一昨日、8年目の3月11日に東京電力で説明されたこと。これ私が質問したから出てきたんですけど、東京電力の福島第一原発の6号機で、燃料棒の、新しい燃料棒の点検をしていたんですけど、それを点検している途中に、作業台、70cmの作業台から燃料棒を落として曲がったっていうことが出てきたんですね。これ3月6日の資料に出てきて、それを私11日の記者会見で質問しました。

 

東京電力が説明するには、4m×1cmのウラン燃料の粉末のものをこう形に、コインみたいにして、ペレットって言うんですけど、それを敷き詰められたものを、点検中に70cm の作業台から、作業してる人が当たって落として、5mくらいたわんだって言うんですね。燃料棒ってものすごい慎重に扱わないといけないのに、人が当たって落ちて、たわむっていうのはびっくりして、そしてそれが会見で説明することもなく、ただ5行ぐらい、インターネットの、探さないとわからない資料にちょろっと書いてあるだけだったので、びっくりして質問しました。本当は・・・

 

あ、なんかわからないけどありがとうございます。(盛り上がる外国の方に手を振るマコさん)海外の方でした。

 

本当は3月6日の資料に出て、7日の記者会見で聞きたかったんですけど、7日、国際シンポジウムの取材に行って記者会見に行けなかったので、11日に聞いたんですね。そしたら東京電力はちゃんと説明してくれたんですけど、そしてぶら下がりで取材をして、「燃料棒を人が当たって落っことすっていうことなんか、普通あるんですか?」って聞いたら、東京電力の広報の人は「私も聞いたことがないです。なんでそんなことになったのか?」って言ってました。

 

その記事をニュースにしてくれたのは『河北新報』、宮城県に本社がある『河北新報』だけだったんですね。だからちょっと豆知識ですけど、原発事故の情報は、今一番詳しくあちこちのものを記事にしてるのは『河北新報』なんです。

 

ちょっと話がそれるんですけど、福島県の方々が、農民連の方々が東京に来て政府交渉している時に、そこ取材に来ているのは『河北新報』と『赤旗新聞』と、そしておしどりだけなんですね。『河北新報』ちょっと私すごい好きな新聞社です。『河北新報』の人が、燃料棒、6号機の燃料棒が落ちて、落下して歪んだことを記事にしてくださいました。

 

原発事故から8年経って、東京電力の情報公開の体制がどうなっているか、取材の体制がどうなってるか、そういう事を考えた時に、もう、そうですね、今後本当に事故が起こらないというような状況になるか、未来が明るいかって考えると、全然そんなことは思いません。

 

情報公開はもうどんどん後退する一方だし、取材する記者さんも減って、そして情報が出てきたとしても、ちゃんとニュースにしてくださるメディアというのは減っていってると思います。

 

昨日3月12日、東京地裁で原発事故の刑事訴訟、日本全国で唯一争われている刑事訴訟の結審、それが行われました。原発事故で、全国で集団訴訟が約30起こってるんですけど、それ全部賠償請求をしてる民事訴訟なんですね。

 

ちょっとマニアックな話になって申し訳ないんですけど。刑事訴訟、昨日結審したんですけど、でもどの裁判も、原発事故の国や東京電力の責任を争ってる裁判は、津波で原発事故が起こったかどうかっていう、そこが争点になってるんですね。私これずっと取材してて、そこが一番悔しいし、もったいないなぁと思うんですけど・・・

 

例えば賠償の、民事で争っている賠償の責任とか、刑事で争っている争点もそうなんですけど。ちょっとなんか急にマニアックな話になりますけど、原発事故が起こったかどうかという国の責任を問う時に、津波の「予見可能性」と「結果回避可能性」っていうのを争うんですね。

 

簡単に言うと、津波を、原発事故を起こすような津波を予想することができたか?ということが一点と、そして予想出来てその結果を回避することができたか?この二点が初めて成立した時に、国の責任がある、東京電力の責任があるとなるんですね。

 

これ交通事故で言うと、例えば信号無視をしたとか、スピード出し過ぎたとか、これが「予見可能性」ですね。事故を起こす予見ができたかどうか。ブレーキを踏めたかどうか、ハンドルを切れたかどうか、それが事故を回避することができたかどうか、「結果回避可能性」なんです。その二つが初めて揃って「賠償の責任がある」というふうになるんですね。

 

何でこれが私悔しいかっていうと、原発事故が津波だけで起こったんでしょうか。これ私いつも不思議なんです。地震で原発事故が起った可能性もあるんじゃないの?いつも取材して思ってます。

 

なんで争点が津波だけになっちゃってるかっていうと、2012年の7月に出た「政府事故調査報告書」事故は津波のせいだとなっているので、国や東京電力の責任を問う時に、津波で原発事故が起こったかどうか、その一点だけの論争になっちゃってるんですね。

 

じゃあ、地震で原発事故が起ったんじゃないの?って。どこがそういうことを今も検証しているかっていうと、新潟県の技術委員会だけなんです。これいっつも私不思議なことなんですけど、もっと規制庁とか、環境省とか、国の機関が原発事故の追及をずっとやってもいいじゃないと思うんですけど、地震で原発事故が起きたかどうか今もしつこく、しつこくやってるのは、新潟県の技術委員会だけなんです。

 

何故かって言うと、新潟県には柏崎刈羽原発といって、東京電力が持っている原発があるんですね。東京電力はこの柏崎刈羽原発をどうしても動かしたい。でも、原発事故があった当時の県知事、泉田元新潟県知事は、柏崎刈羽原発をどうしても東京電力が動かしたいなら、新潟県にも福島第一原発事故の追及をさせろと交渉して、新潟県の技術委員会は福島第一原発事故の追及をずっと独自でやってるんです。今も続けてます。

 

一番最近だと、今年の1月29日、技術委員会がありまして、そこで課題別ディスカッションっていうのがあって、「地震動による福島第一原発事故への影響」っていう、そういうグループがあるんですね。やはりそこによると、その津波・・・地震で原発事故が起きたという可能性はやっぱり否定できないということが見解として常に書かれています。だから・・・

 

でも、そうですね、その技術委員会で事故の追及を始めた泉田知事、元知事はもう変わって、その後米山元知事になって、今もう別の県知事になっているので、その技術委員会のメンバーを取材すると、本当にこの状態のままきちんと検証させてもらえるかどうかという不安を、委員は口にしていました。

 

ちょっと話は遡るんですけど、2013年頃、私新潟県の当時の泉田知事が、本当に原発事故に関してきちんと調査しているのか?わざとパフォーマンスとして厳しいことを言って、そのアリバイ作りと言いますか、本当は経産省出身で自民党の方なので、本当は原発推進だけど、知事としてきちんとやったというアピールのために福島第一原発事故に厳しいんじゃないだろうかと思って、何度か新潟県に通って取材したんですね。

 

そうすると、普通県庁、各都道府県の県庁の記者クラブって、ものすごく記者クラブの力が強くって、外部のフリーランス、よその地方から来た記者というのは受け付けて、入れてもらえないんです。でも何とか新潟県の広報にお願いした末に、当時の米山知事が、外部の記者も記者会見に、県知事の記者会見に入れたいと交渉したんですけど、記者クラブ側が嫌がったので、記者クラブの記者会見の後に、県知事の記者懇談会っていうのを作って、そこにはどの記者も参加してもいい、そしてどんな質問でも受け付けるっていう事始めたんですね。

 

その記者懇談会開かれた時に、私取材したいって連絡してたんで、お願いしてたんですぐ連絡が来て行ったんですけど。その記者クラブの記者会見が一度見たいって言うと、その質問せずにオブザーバーであればいい、入ってもいいということで入ってたんですけど。当時、新潟県の記者クラブの人たちと泉田元知事のやり取りがものすごい罵り合いだったんですね。

 

たまたま記者懇談会の第1回目だっていうことっていうのもあったんですけど、記者さんが「知事が、原発のことしか言わないから、新潟県には原子力しかないと思われるんですよ」「原発の事ばっかり言わないでください」とか記者さんが本当にそんな感じで質問して、泉田さんは「あなたは記者として原発事故のことが勉強不足です」とか言うんですね。そうすると記者クラブの他の人たいが、「いいんですか?そんなことを、言い方をして」「私たちはあなたの態度を記事に書きますよ」とか、ものすごいケンカ口調なんです。

 

新潟県の県庁の広報課の人に、「いつもこんな感じなんですか?」ってちっちゃい声で聞くと、若い県庁の方は「いつもこんな感じなんです」って返してくれたんで、恐ろしいな、こんなにケンカ口調なんだと思ってびっくりしました。

 

そして記者懇談会になって、私も質問できるようになって席につかしてもらうと、はじめフリーランスの方たちが質問して、やっぱり原発事故の質問が多いんですね。たまたま私、水俣病の最高裁訴訟の判決が出たばっかりで、新潟水俣病で泉田知事がちょっと、元知事が動かれたばっかりだったので、原発事故の質問の後そのことも質問しました。そうすると、新潟県の記者クラブの人が泉田元知事に、「ほら見てください、記者懇談会なんて言っても、新しく来る、外から来る記者は原発事故の質問しかしませんよ」って泉田さんに言ったんですね。そしたら泉田さんが私を指差して、「この人が水俣病の質問をしました」って急に言って、うわっ、私もケンカに巻き込まれたと思って面白かったんですけど。

 

でも、本当に何度か新潟県庁の記者懇談会、そして記者クラブの会見のオブザーバーをさしてもらってるうちに、そうか!って。私、結構パフォーマンス的に原発事故のことに新潟県の知事は言及してるのかなと思ったんですけど、結構意外と本気でこんなに地元の記者クラブと毎回ケンカしながらやってるんだなっていうことを感じました。本当はどうかわかりませんけどね。これは私が感じたことです。

 

そうやって立ち上げられた新潟県の技術委員会が、そこだけが今もずっと福島第一原発事故の、「地震で本当に起こったんじゃないか?」っていう追及をそこだけがし続けてるっていうことは本当におかしいと思います。

 

その新潟県の技術委員会が引き出した最大のものは、私、2016年のメルトダウン隠蔽だと思うんですね。2011年3月、4月から私ずっと取材していて、当時、東京電力は福島第一原発がメルトダウン、燃料が溶けているかどうかわからないって言い続けてたんですね。何でわからないかって言ったら、メルトダウンの判断根拠がないからだ、そう説明をしていました。

 

そして確か、当時記者会見で質問していたニコニコ動画の七尾さんだったと思うんですけど、「東京電力が考えるメルトダウンというのは、どのような状態なんですか?」って聞いたら、当時東京電力会見者の松本純一さんが、「メルトダウンというのは燃料がドロドロと溶けて、ポタポタと溶け落ちる様子でございます」って言うんです。そんなこと言われてもしょうがないわ!と思ったんですけど。

 

そう説明をし続けて、メルトダウンの判断根拠がないから、福島第一原発の燃料が溶けてるかどうかわからないと、私も2011年4月、記者会見に行ってその説明を聞いていました。けれど、2016年、新潟県の技術委員会が引き出したことは、ちゃんとメルトダウンの判断根拠のマニュアルを東京電力は持っていて、それに照らし合わせると、2011年3月14日に燃料棒が損傷していて、それは燃料溶融と、メルトダウンと呼ばれる状態だっていうことを・・・

 

すいません、ご通行中の邪魔をして。どうぞ通ってください。

 

本当は燃料損傷、燃料溶融って呼ばれる状態だっていうマニュアルが存在することを、技術委員会が引き出したんですね。燃料の損傷が5%を超えると「燃料溶融」とそのマニュアルには書かれていた。

 

何で2016年になってそのマニュアルが見つかったかって言うと、ちょっとこれは私、東京電力の説明を記者会見で聞いててびっくりしたんですけど、たまたまマニュアルを探していた東京電力の社員が、なんか本棚のラックに入っていたのを見つけて、そこに書いてあったって言うんですね。たまたま見つけたと。それは当時、2016年姉川常務が、「東京電力がメルトダウンを隠ぺいしていたと言われてもしょうがない」と、そういう説明を記者会見でしていました。

 

2011年から5年も経って、2016年に本当はメルトダウンとわかってたけど、ずっと記者会見では東京電力がしらばっくれ続けてたっていうことが出てきたんです。それを引き出したのが新潟県の技術委員会でした。

 

私それが出てきて、もっと原子力規制庁とか、国とか、他の省庁が動くのかなと思ったんですけど、当時の原子力規制委員会の委員長、田中俊一委員長はそれが出てきても全然動かなくて、「今更その問題を追及したとて何もポジティブなことは生まれないので、その追及は規制委員会としてもしない」っていう回答を記者会見でしていました。

 

原発事故の情報はまだまだ調べないといけないこと、隠されていることっていうのはたくさんあるにもかかわらず、追及し続けているのは新潟県の技術委員会だけっていうのは本当におかしい状況だと思います。

 

私、3月11日から、今年の3月11日から、「8年前の明日」っていうタイトルで、当時どういういことを東京電力が話し合っていたのかっていう書き起こしをウェブにアップしてるんですね。それはテレビ会議動画といって、2011年3月、東京電力福島第一原発と福島第二原発、柏崎刈羽原発と、そして東京電力新橋本店をテレビ会議のインターネットで、そうインターネットですね。テレビ会議の動画システムで繋いで、スカイプみたいに会議する、会話するシステムなんです。その動画が2012年に公開されて、それをずっとこう書き起こしまして、それを公開しています。

 

それをいま見返すと、本当にひどい会話が行われていたんだなと思います。一番初めに東京電力の武黒フェローが言うことには、昨日結審した刑事訴訟の被告になってる方ですね。武黒フェローは、「やはり、イラ菅と呼ばれることだけあって、まぁギャーギャー、ギャーギャーうるさいです。何を説明してもうるさいです」というようなことを言ってます。首相官邸に全然情報上げていなかったんだなぁ、それはわかってたんですけど、きちんと色々読み返してみると、「保安院からも情報上がってないというふうなことを言われますので、まぁ今後はちゃんと対策していきましょう」というようなことが書いてあり、首相官邸だけでなく、原子力保安院にもちゃんと情報上げてなかったんだなぁと知りました。

 

昨日公開した分には、それも当時2012年ちゃんと読んでいたんですけど、改めて見ると本当にひどくて。冷却装置が失われて、原子炉の中を、燃料棒を冷やしている水が、その水位が下がって、そして消防車のポンプを繋いで水をどんどん、どんどん入れて冷やそうとしてるんですけど、2011年の3月13日に話しているのは、どれだけ水を入れても水位が回復しないと。これは水位計が、水位を測る水位計が壊れているのか、もしくはどこかに穴が開いて全部水が抜けているのかのどちらかだ。でもまぁ恐らく水位計が壊れているんだろうと会話しているんですね。でもいくら入れても水位が回復しない、そういうこと話してます。

 

そういう会話が続いているうちに「すいません、もうニュースで水位が満水になったと発表しちゃいました」って書いてあるんです。水位がちゃんと回復していないのに、水が入っていないのに、冷却が戻ってないのに、ニュースでは先に満水になったっていうことが間違って報じられてたんですね。

 

そのように、2011年3月の東京電力のテレビ会議動画を見ると、いかに情報がちゃんと外に伝わっていなかったか。報道にも、省庁にも、官邸にも伝わっていなかったかっていうことがよくわかります。

 

あ、おしどりマコと申します。すいません、足を止めていただいて。時々、そうでした、時々言おうと思っていたんでした。今年の参議院議員選挙で、全国比例で立憲民主党から立候補する予定になりました。おしどりマコと申します。私これを言わずにすごい自分の話したい話ばっかりするので、あ、ありがとうございます。いろいろ話した後に、足を止めてくださった方に、「お話面白かったけど、結局これはどういうイベントなの?」って聞かれたことがあって、時々言わないとなぁというのを思い出しました。そうでした。

 

原発事故のこと、8年経って、私まだまだできることがあると思っていて、そのさっき言った国会事故調の報告書と政府事故調の報告書が2012年の7月で終わっている、それが最終版になっているっていうのはとても悔しいんですね。それだけで全国の裁判が争われているっていうのもおかしいです。その事故調の報告書、再開したい。

 

裁判の取材をする度に、あ、明日千葉の第二陣の訴訟の判決が出るんですけど、その、大体地裁の判決で国や東京電力の責任があると、住民側が勝つんですけど、でもその賠償金額っていうのがとても低いんですね。その賠償金額はどの判決文にも大抵書いてるんですけど、「社会通念に照らし合わせて」って書いてあるんです。つまり、私たちが「もう原発事故の賠償なんてこれくらいの金額でいいでしょ?」っていう社会通念が、その裁判の判決に反映されているのかって思うとすごい悔しいです。

 

本当は裁判なんて起こさなくても、被害にあった人はちゃんと賠償されるべきだし、ちゃんと対策を取れるべきだし、それが行われていないっていうのは、裁判の判決を書く裁判官が法律に照らし合わせて判決を書き、その法律はだれが書くか、作るかっていうと国会です。国会議員の人たちが法律を作ってる。国会議員を誰が選ぶかっていうと私たちなんで、あぁやっぱり結局社会通念と同じ様に私たちに責任があるんだと、裁判の取材をする度に思います。

 

でも、でも、8年経ちましたけど、でも私はまだまだできることあると思っていて、原発事故のあと、私は本当に不勉強で、それはとても反省して、本当は原発事故が起こってひどい世の中になったんじゃなくて、その前からたくさんひどい問題があったのに、私が怠けていて、サボっていて、だからこんなひどい状況になってることに気づかなかったんだと反省しています。原発事故じゃなくて、私が知らないいろんなひどい問題もたくさん、たくさんあって、できればそれも全部知って、全部動いていきたいです。

 

今日この後、品川の入管管理局に行こうと思うんですけど、海外の技能実習生の方々や、海外から来られている、不法就労と言われる方々に対しての扱いがものすごいひどいというのも、すごい悔しいことです。

 

そう、原発事故の後の海外の技能実習生の方々にどういう対応を取っていたかっていう、私たち日本の対応もすごい恥ずかしいです。技能実習生の方々が福島第一原発事故後の廃炉や除染作業に加わっているっていうことを、作業員の方から聞いては知っていたんですけど、私自身はきちんと裏を取ってオープンにするっていうことは出来ていませんでした。

 

でも去年、正確に言うと一昨年なんですけど、一昨年ベトナムからの海外技能実習生の方々が福島第一原発事故後の除染作業をしていて、そして将来の健康に不安に思ったため寮を脱走して、大概その場合は不法就労という形になるんですけど、全統一という労働組合に駆け込んで、労働組合がベトナム人の技能実習生の方に代わって雇用主と労働交渉して、騙されてベトナムから日本に連れて来られて、原発事故後の除染作業をしていたこと、そして危険手当もピンハネされていたこと、放射線教育もまともに受けてはいなかったこと、そういうことをたくさん引き出して記者会見を開いたんですね。

 

当時、日本のメディアの初動はあまり、対応は悪かったんですけど、1番大きく動いたのがベトナム大使館で、ベトナムのテレビや新聞のメディアが大きく取り上げたんですね。自分たちの娘や息子を日本に海外の技能実習として送っていたけど、建築業とか契約して、そして原発事故後の作業に当たっていたのかっていうことが大問題になったそうです。

 

そしてベトナムの大使館が、その全統一労働組合と日本政府に問い合わせた結果、去年の6月に技能実習生の一部要領が改正されて、雇用主の誓約書に、「福島第一原発事故後の除染作業、廃炉作業には、技能実習生は一切させません」という一文が加わりました。でもその一文が加わったのは去年の6月なんですね。2011年に事故があってから2018年というのは、とても遅過ぎると思います、本当に。

 

技能実習生の方々でもそういう扱いを受けていて、原発事故だけでなく、いろいろな工場や農業のところで、奴隷のような扱いを受けていて、そして入管施設でも具合が悪くなっても救急車すら呼んでもらえない。お医者さんの診察も受けさせてもらえない。今この瞬間にもそういうことが起こっているのかと思うと悔しいです、本当に。むかつきます。

 

でも、私たちが出来ることは、ただただぼやくこと、悔しがることではなく、私自分の半径5mにアクセスして変えていくだとことだと思うんですね。半径5mを変えていくこと。これ難しいように思うんですけど、私が機嫌よく、元気よく、ちゃんと社会のことを考えて動いていくっていうことをやり続けていれば、周りにアクセスしなくても、勝手に周りが寄ってきてくれる場合もたくさんあるんです。

 

例えば私、2011年から原発事故の取材をずっとしてますけど、そうすると吉本とか他の会社でも、芸人さんが、芸人の先輩が、自分の彼女に赤ちゃんができたとか、自分の奥さんに赤ちゃんができた場合、一番に私のとこに連絡してくるんですね。ちょっと嫁が妊娠したんだけど、彼女が妊娠したんだけど、今何をどう気をつけたらいいの?どういう物を食べたらいいの?原発事故にまったく関心がなかった人たちが、私が詳しいっていうことをなんとなく知っていれば、原発事故の情報が知りたくなった時にまず私にアクセスしてくるんです。

 

なので、ちょっと変な状況になっていて、その先輩方の相方やご家族よりも、一番に私がどこの先輩の奥さんが妊娠したか、一番よくわかるっていう状況になっていて、不思議な感じになっています。

 

なので、周りと社会の話、政治の話をすることっていうのは、難しいようでいて、でもそれはやっている私が、楽しく、元気よく、機嫌よくやっていれば、何かつられて「ちょっと話聞きたいんだけど」っていうふうに、周りが勝手に寄ってくることでもあるなぁと思っています。

 

原発事故の取材をしていて、2011年の3月とか4月とか、うちの実家の母がものすごく怒っていて。原発に触れると芸人の仕事を干されるから、実際すぐに干されたんですけど、仕事干されても知りませんよと。仕送りなんかしませんよと。何で芸人が原発事故の取材するの?って。NHKが嘘つくわけないでしょう?って。政府が国民を守らないわけないでしょう?と。毎晩電話を掛けてきて、メチャクチャ怒りました。

 

私は「でもいま自分が本当に知りたいから原発事故の取材をしているんです」と、ずっと母親に言い続けたんですけど、毎晩号泣しながら2時間電話をして。でもそれはあまりにも無駄なので、うちの母親に「もうちょっとしばらく縁を切りましょう」と。3ヶ月ごとに親との縁を切って、3ヶ月目にもう一度電話をして、親子の縁を切る契約を更新するか打ち切るか相談しましょうということにして。

 

3ヶ月ごとに親子の縁を切って、結局6カ月、半年縁を切ったんですけど、私がどれだけ取材をして、本当のことを、どうなってるのか知りたいかっていうガッツが伝わったようです。

 

2014年に、うちの母もいろいろな本を読んだり、いろいろ自分で講演会に足を運んだりした結果、急にうちの母は神戸の三宮のセンター街で、沖縄の辺野古の問題に関するチラシ配りを急に始めまして、ついにはじめまして。連絡が来たんですけど、うちは家族会議の結果、娘が原発をやってるので親として辺野古に取り組みますと連絡が来ました。

 

時々電話が掛かってきて、何か質問されるんですね。「ネトウヨって何?」って2年前に聞かれたんですけど、ネトウヨっていうのはネットの右翼っていう略語ですと言うと、「なるほど、ネットの右翼でネトウヨ、じゃネトウヨに勝つのは近所の左翼ね」って言い出して、「キンサヨ」っていうなんか活動を急に始めて、すごく私より恐ろしい存在になりつつあります。

 

もうキンサヨ何してるかっていうと、近所のいろいろな、自民党の方とか、公明党の方とか、議員の先生の事務所とか住所を調べていろいろ手紙を書くんですね。そして、住所を書かずに、切手を貼らずに、直接投函しに行くんですよ。そうすると、その近所の住人がいろいろこういう意見を持っているっていうことがわかって、切手を貼らないで直接投函しに行く方が恐ろしいだろうと言って、その、まるで恐怖新聞のように毎晩、毎晩、夜な夜な届けに行くっていう活動とかも始めていて、もう、恐ろしいなぁと思います、本当に。

 

なので・・・でも、「何で芸人が取材するの?」って、「あんたがそんなことしなくてもいいでしょう」と激怒していた親が、すごく私よりアグレッシブに動き出しているっていうのは面白いことだなと思います。

 

本当に自分の周りを変えられるのは自分だけで、たくさんの人たちが急に半径5mを、自分の周りを変えていこうとしだしたら、どんどん、どんどんものすごく早く、世の中はいろんな問題が解決するんじゃないかと思います。すごく楽観的なんですけど。

 

でも、でも、心の中を急に変えるっていうことは、すごく簡単なことだと思って。何も金もいらないし、何も対策もいらないし、決めるだけでいいんです、本当に。

 

社会を変えるにはたくさんのやり方があって、すごく重要なのは、選挙の時の1票もものすごく大切なんですけど、でも選挙の時の1票だけじゃなくって、どこに足を運ぶかとか、何を食べるかとか、何に時間を使うかとか、誰と過ごすかとか、何を読むかとか、どういうメディアを選ぶかとか。そしてそのメディアにアンケートはがきを書くとか。たくさん生きてるだけで生活の中に社会を変えていく1票があると思うんですね。選挙の時の1票だけじゃなく。

 

なので、今日こうしてみなさんが足を止めてくださって、ここで私の話をこうして聞いてくださって。みなさんが持っている今日のこの夕方の1票を、ここに使ってくださったことに、とても感謝をしています。本当にありがとうございます。

 

あ、忘れてた。最後に、もう一度言います。今年の参議院議員選挙で、全国比例で、立憲民主党から立候補する予定になりました。おしどりマコです。どうもありがとうございました。

BTW自主上映会がラジオで紹介された♪

文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」でビヨンド・ザ・ウェイブス自主上映会のことが紹介されました!

 

大竹まこと ゴールデンラジオ! | 文化放送 | 2019/01/07/月 | 13:00-15:30 

 

出演者:大竹まことさん&倉田真由美さん

メインディッシュ:DELIさん

 

部分的に文字起こししてみました。

 

(文字起こしここから)

 

倉田:そんなDELIさんが、えーっと、トークイベントにご出演されます。

 

大竹:はい。

 

倉田:2月9日の土曜日です。映画の舞台挨拶とトークイベントですね。映画のタイトルは「ビヨンド・ザ・ウェイブス」これはどういった内容の?

 

DELI:これは、あのですね、あの~山本太郎、僕同級生なんですけど・・・

 

大竹:あ、そうなんだ!

倉田:あ~そうなんだ!

 

DELI:はい、山本太郎仲良くて。山本太郎のことをベルギー人の監督がドキュメンタリー映画を撮ってて、そこに僕もちょっと出てて

 

倉田:ご出演されているんですね!

 

大竹:うんっ!あ、そんな映画が!

 

DELI:はい!で、それの単館でやってるのの、えっと、2月9日はちょっと僕が舞台挨拶をする。

 

大竹:あ、知らなかったです。

 

倉田:へぇ~!

 

DELI:はい~ぜひちょっとこれ見ていただけると!

 

大竹:あぁそう~😊

 

 

倉田:2月9日土曜日の17時30分開場、17時50分上映、場所は東中野のポレポレ坐です。詳しくは「ビヨンド・ザ・ウェイブス」で検索してみてください!

 

(文字起こしここまで)

じ、実は・・・

DELIさんのトークイベントがあるのは、2月9日(土)の2回の上映会のうち、2回目だけなんです!お時間はこちらになります!

 

2回目の上映スケジュールは

 

19時10分~ 開場

19時30分~ 上映

20時35分~ トークイベント

 

となっています。ご注意ください!

 

チケットの購入はイープラスからどうぞ!

映画「ビヨンド・ザ・ウェイブス」自主上映会&トークイベント 東中野ポレポレ坐