「ビヨンド・ザ・ウェイブス」ってどんな映画?

思ったより大掃除が捗って(いや手抜きが順調で)、うっかり検索したら出てきたこのベルギーの映画サイトの記事を、またもや図々しくも翻訳してみます。なんでって、自分でネタばれせずにこの映画の良さをあなたに知っていただきたいから💖拙い文章で申し訳ないですが、お付き合いくださいませ。

 

元記事のページ

https://www.cinergie.be/actualites/beyond-the-waves-de-alain-de-halleux


ホーム>ニュース>アラン・ドゥ・アルー監督「ビヨンド・ザ・ウェイブス」

 

投稿日:2018年3月7日 投稿者:Lucien Halflants /カテゴリー:批評

 

アラン・ドゥ・アルー監督「ビヨンド・ザ・ウェイブス」

 

いくつかの作品では、原子核科学科の卒業生であり監督でもあるアラン・ドゥ・アルーの、私たちの消費を導く機関の周辺を目撃したいという欲望の一部であるようだ。 しかし、どのような方法で、特にどのような対価で?「ビヨンド・ザ・ウェイブス」は違う角度から掘り下げている。 その質問に特に敏感な日本人アーティストでだ。

 

悪化する状況だが、映像はそのナルシズムの原因を撮るであろうと完全に想定していた。このエゴの罪は、福島の原発事故によって俳優・山本太郎という存在を突き動かしたことだ。彼の人生、彼の展望、彼の政治や環境への意識は、彼の人格を通じて、映画に対して地球的な規模で、はるかに大きな共鳴を呼んだ。ナルシシズムによって、争いを招き、混乱する暮らしに巧みに入り込むことで、崩壊する世界のほとんど夢のような感覚の瞬間と、現代ジャーナリズムに近い国家レベルの政治調査でそれが内側から見えるような形がもたらされる。

 

映画は俳優の身体を扱い、捉える。カメラ自体がそれを愛しているかのように。アラン・ドゥ・アルーは、彼の題材を撮影することに喜びを得る。筋肉は装飾的傾向にあり、文字通りそして教訓的一撃を与える傾向がある。このように、山本の上腕三頭筋、上腕二頭筋、三角筋と胸は、パンチバッグに激突する彼の拳を送り出す。心、意識と羨望の住処として、欠陥のある政治と熱狂的な資本主義の起業家の決定をノックダウンする。したがって、それは監督の描く異なる顔の下にある、すべての反旗の肖像画以上のものだ。スーツでの演説の間、意識は路上にあり、警棒がすべての汗とTシャツを地面に押さえつける。

 

 

しかし、この映画はまた、いくつかの瞬間に、日常生活の息吹の強さが非常に写実的で、多くの場合抽象的だが、それでも多くの散漫なデモよりももっとしゃべっているのを見つける。これらの列は、映画で支持された俳優の主観は括弧でくくり、距離をとって共鳴している。彼らは未来のない現実を観察し、たとえてみれば映画のタイトルある破壊的な波の下で溺れている。要するに、光、動き、音、音楽に関する緻密な仕事を通して思考、感情を伝えるための映画の非常に美しい瞬間・・・。

 

この映画は主人公の磁気的(そしてやや吸血鬼的な)カリスマ性を免れているので、願望の底に向かって自然に漂流して急降下する。彼の日々の闘いがもてはやされるとするなら、彼の理想の基本と比較したらつまらないことだと思う。山本は、日本の多数派政治とは逆行し、民族主義的、外国人嫌悪的、超資本主義的な腐敗や、過度な再軍備に真っ向から逆らっている。彼の国から救われずにいる者たちを救うための希望に導くには、多くの戦いがある。日本の社会的機能が感染を表している発作は、私たちからそう遠くないところの世界で感染を起こしている。そして、彼の介入により映画がすべての興味を引く理由はそこにあるのだ。国会の本会議場で彼の信念を叫びまくり、「バトル・ロワイアル」「IZO」で俳優として成功した姿からはかけ離れているが、疑問、希望、挫折、人として生きるための反抗、その存在は決して小さくない。それが山本太郎だ。 

 


こちらは同じサイトで映画の概要(あらすじ)が掲載されているページです。

Twitterでつぶやいたのを少し修正m(__)m

 

https://www.cinergie.be/film/beyond-the-waves

 

<あらすじ>

 

共通の利益をその懸念の中心に置くことの重要性を理解していない、そういう社会と戦うための今日の動きはどうなっているのか?

 

日本では、福島の原発事故の後遺症(捨てられた都市、埋められた放射性廃棄物、死、爆発のとても現実的なリスク)において、問題は現在以上にある。将来の見通しに対し政治家の具体的な動きには不足がある。

 

世界最大の電力生産国であり、爆発時に福島で操業していた日本の多国籍企業であるTepco(東京電力)は、震災の影響と比較してうまくいったようだ。

 

今まで演技のプロとして認められていた山本太郎は、若手参議院議員として、核問題について彼の「なかまたち」を揺り動かすことを望んで、頭を切り替えて、政治の世界に入った。

 

同時に、私たちは、核に対して議員会館の前に定期的に登場する少数の人々のグループを追っている。私たちが世界の反対側のこの人々と多くの共通点があることを私達に示す日本からの映像。


は~い今回も、贔屓目で(?)意訳しまくりました💦

でもきっとニュアンスは伝わると信じてる(笑)

 

どう?観たくなりません?

では早速告知しましょうね。

 

◇2019年1月25日(金)シネマハウス大塚

(1回目上映)

 18時15分 開場 

 18時30分 上映 

 19時35分 終了 

(2回目上映)

 19時50分 開場 

 20時00分 上映 

 21時05分 終了 

※各回、開場時間の15分前から入場整理番号を配布します。

 

[全席自由] ¥1,000

 

 

◇シネマハウス大塚>上映会のチケット購入URL

 

2019年2月2日(土)シアター1010

(1回目上映)

 13時30分 開場 

 14時00分 上映 

 15時05分 終了 

(2回目上映)

 15時15分 開場 

 15時30分 上映 

 16時35分 終了

※各回、開場時間の15分前から入場整理番号を配布します。

 

シアター1010>上映会のチケット購入URL

 

[全席自由] ¥1,000

 

 

◇2019年2月9日(土)Space&Cafeポレポレ坐

(1回目上映)

 17時30分 開場 

 17時50分 上映 

 18時55分 終了 

 

Space&Cafeポレポレ坐>1回目上映のチケット購入URL

 

[全席自由] ¥1,000

 

 

(2回目上映)

 19時10分 開場 

 19時30分 上映 

 20時35分 トークイベント 

 21時35分 終了 

 

トークイベントのゲストは、松戸市議会議員のDELIさん!

 

Space&Cafeポレポレ坐>2回目上映のチケット購入URL

 

[全席自由] ¥1,500

 

※開場時間の15分前から入場整理番号を配布します。 

※ポレポレ坐はワンドリンク制(一律¥500)です。当日、受付時に現金でお支払いください。「ドリンク引換券」をお渡ししますので、店内カウンターにてご注文ください。