9月13日に告示されました沖縄県知事選挙。当然、激戦の様相を呈しております。
自由党の幹事長として頑張ってこられた玉城デニーさんが、翁長知事の後継者として県知事候補に擁立されました。
東京からできる応援は限られていますが、少しでもデニーさんたちの思いを伝えるお手伝いができたらと思っています。
浦添市での玉城デニー候補の街頭からの訴え、9 月16日【沖縄県知事選挙】 by 玉城デニー選挙チーム
玉城デニーに任せてください!
市民の皆さん。ご結集のみなさん。お疲れ様です。今日は日曜日で、今日のご予定も沢山おありであったろうと思いますが、このように浦添市大平交差点の集会に、本当に気持ちを寄せてお集まりいただき、そして周辺地域の皆様にもまたお見守りいただいていらっしゃることを、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
今日は、午前中は那覇市内の団地を中心に遊説をいたしました。午後は浦添市内を回らせていただきました。子どもたちのはじけるような笑顔。特に今日は日曜日ですから、子どもたちが駆け寄ってきて「デニー!デニー!」と呼んでくれたり、車の中から一生懸命手を振ってくれたり。お父さん、お母さんが「ほら立ってるよ!」と言うと、みんなで笑顔と、本当にちぎれんばかりに手を振ってくれる。私は素直にこの子どもたちのこの瞳に真っ直ぐ応えるような政治ができなければ、沖縄は終わってしまうと思います!
今回の県知事選挙は、その将来の子どもたち、沖縄の未来を背負って立つ子どもたちに、どうやって“誇りある豊かな沖縄”をかけた選挙の結果を届けるかということに尽きると思います。
翁長知事は8月8日に急逝いたしました。しかし、その知事の思いを受け取った謝花・富川両副知事が8月31日、沖縄防衛局は公有水面埋立法に明らかに違法だということを突き付けて、埋め立て計画承認の撤回を宣言、発出いたしました。
これは、普段から安倍総理大臣や菅官房長官が事あるごとに、沖縄県から様々なその協議を求めている返答に常に出したのは、「日本は法治国家です」という言葉でした。私たちは法治国家だからこそ、国の行政機関が一顧だにしないその沖縄県との協議について、私たちから話し合いを求めているにも関わらず一向にそれに応じようとしない。つまり政府の側から、いかにも対立をしているかのような、そういう構造を作っていた。それは多くのウチナーンチュのみなさんが「おかしいよねぇ」と思っていたはずなんです。そしてあろうことか、翁長知事がその辺野古の基地の建設に“絶対に認めない”というその態度そのものがあまりにもかたくなで、沖縄県民に分断を持ち込んでいるという、そういう構造を作ったのも実は「法治国家」であるはずの日本政府が取ってきた「見せかけの対立と分断」という、そういう嘘・まやかしの構図だったではないですか。だから8月31日、沖縄県は堂々と法律の指示に従って承認を撤回したわけです。
司法はその法の精神や、法の規律に則って、正しく、明確に判断するべきだと思います。そうでなければ、今度は司法が行政とこの分立しているという関係が崩れてしまっているということを、自ら示してしまうということにほかなりません。だから司法は正しく、沖縄県の主張を認めよと、私たちは今気持ちを固くして、沖縄県をしっかり支えていこうではありませんか。
そして、これは行政がその責任を公的に果たしているということです。行政の職員の果たした責任は、今度は誰がその責任を受け継ぐんでしょう。そうです。行政の長たる人がその最終的な責任をしっかりと担わなくてはいけません。玉城デニーに任せてください!
私はこの件も、辺野古の新基地建設に反対をし、そして翁長雄志知事が200年耐用年数のこの基地を、しかも公有水面も埋め立てて、国有地として使いたい放題、オスプレイを200機配備させたり、あるいは様々な戦争のための準備をするという、そういうことはもうさせてはいけない。やってはいけない。あの戦を再び繰り返してはいけないということを、戦後政治の様々な流れの中で、そういう想いをしっかりと県民に示してくれました。
沖縄からは、これからアジアの経済力、そのダイナミズムを取り込んでいって、アジアに打って出て、大きな沖縄の可能性を、日本の経済のフロントランナーとしてどんどん進出していく。そして企業も若い人たちも、沖縄だけでなく、遠く海外に対してもその思いをどんどん広げていくというそのチャンスを作る。沖縄はその場所です。
沖縄から平和の拠点を築く事が出来れば、諸外国は沖縄に対して、そのお互いの平和を尊重して、あらゆるこの経済の力を大いに持ってきてくれることでしょう。だからこそ平和が必要だと、翁長雄志知事が言ったその通りの沖縄の未来を共に作っていこうではありませんか。
そこには、思想・信条を超えたウチナーンチュならではの、沖縄だから私たちも協力したいという沢山のみなさんの気持ちがここに集まってきます。私の後ろには三色旗がはためいています。学会員の良識ある方々も、この旗のもとに平和な沖縄を作っていくというその考えをお互いに共有したいという、大きなそのうねりをここから作ってくれています。どうぞ大きな拍手をお送りください!
沖縄が一つになる。私たちはそのことを今日この集会でも確かめましょう。誇りある豊かな沖縄を作る。イデオロギーよりアイデンティティ。平和を希求するこの島だからこそ、子どもたちの将来に間違いのない政策をしっかりと作っていく。子育て支援。給食の無料化、通学バス代の無料化。そういうことはすべて予算配分を組み換えていけば十分できることなんです。このことは私たちがすでにもう沢山の翁長雄志知事が作ってきた、その様々な右肩上がりの好調な景気経済の中から一つ一つ丁寧に作っていること、やっていくことについて、もっとさらに玉城デニーがその大きな可能性をしっかりと付け加えて進めてまいります。
生まれる前からの子どもたち、赤ちゃんの命を、産まれた後からも絶対に貧困をスタートさせない、発生させない。それをきちんとお父さん、お母さんの仕事を安定させ、おじいちゃん、おばあちゃんが年金の心配もなく、体がちょっと痛くなっても大丈夫。医療費の心配はありませんよ、任せてくださいね。なぜなら沖縄県の政治はすべてウチナーンチュの肝心(チムグクル)に則った優しい社会を作るというそれが原点になっているからです。玉城デニーに任せてください!
私は4期9年間、国会議員として様々な沖縄の問題を国会で堂々と発言してきました。沖縄の第5次振興計画を作るときのその計画の策定も、大規模軍用地が返還されるときに、軍用地主がちゃんと収益が出るまでのその間の保証も、そしてこの第5次振興計画と共に、これからは沖縄が計画を立て、沖縄が自信を持って、責任を持って実行する。一括交付金を作ったのも、この沖縄の未来に向かって私たちの英知を結集したからではありませんか。
沖縄はできるんです。沖縄はやるんです。玉城デニーに任せてください。私も全身全霊を賭けて、沖縄のリーダーとしてみなさんの先頭に立ち、みなさんの責任をしっかり一身に背負って取り組んでまいります。沖縄の未来、誇りある豊かさを、新時代沖縄を、私玉城デニーと、そして思想・信条を超えてここに集うすべてのみなさんと一緒に作っていきましょう!玉城デニーにどうぞ力を貸してください!任せてください!一緒にがんばりましょう!よろしくお願いいたします。ありがとうございます。