2018年6月24日に投票が行われる「杉並区長選挙」の討論会です!【主催】公益社団法人東京青年会議所 杉並区委員会【共催】学生団体ivote 【登壇者】※50音順 木梨盛祥 田中良 三浦佑哉 南俊輔 【コーディネーター】井田正道(明治大学政治経済学部教授)【司会】別木萌果(学生団体ivote)
コーディネーター:ありがとうございました。それでは、反論、意見や補足のある方は、挙手にてお願いいたします。持ち時間は2分間までとし、各人1回までの発言とします。それではお願いします。
コーディネーター:はい、三浦さん。お願いします。
保育の質を高めるために
三浦候補:すいません、ちょっと先ほど話しきれなかったので補足なのですけれども。保育の質を高めるというために、やはり区立施設、区立の保育園を残したいっていうのは一つですけれども、やっぱり、とは言え、民間の保育園ですね、当然作らないといけないというのは事実ですから、その場合は基本はやっぱり保育の質が高いといわれている認可保育園を基本にしてやっていきたいというふうに思っております。その際にですね、やっぱりいま杉並区が認可保育園を増やすときに、やっぱりその参入の際に既存園を見ないとか、現場を見ないという声を私は聞いてますので、そこはしっかりした保育をしていただくためにも、参入していただくときに、どういう保育、ちゃんとできるのかっていうことをそれなりにしっかりチェックしていく。これはまず必要なのかなというふうに思ってます。それからやっぱり、保育の質のガイドライン。これは世田谷なんかで作られていますけれども、そういったガイドラインを作って、公立とか認可のですね、区立の認可の質を高めていくという取り組みもまず必要なのかなと思っています。
保育士の待遇改善
三浦候補:それからやっぱり保育士さんの労働環境、労働条件ですね。やっぱりそれによって保育士さんが集まらないと、その保育園というのもちろん成り立たないわけですから。もちろん公定価格、これを国に対して引き上げるようなことを、やっぱり杉並区として要求していきたいですし、都に対しても「もう少し出してくれ」と要求もやっぱりしていきたいと思います。さらに杉並区としても、これは少しでも、世田谷だったら例えば1万円出してます。給料に上乗せするような形で出していくということも検討していく必要があるとは思います。
財源の問題
三浦候補:財源の問題ですけれども、杉並区、1,800億円一般会計の規模があります。もちろんその中で固定的な経費としてたくさんありますけれども、少なくとも私は、例えば1割ですね、1割の180億(円)とか、そういうところをもっと大胆に使い方を変える。ちゃんと区民の生活にお金を回していく。無駄な公共事業だったらそれは省いていく。そういうことをすることによって、お金が、財源が捻出できるというふうに思ってますので、私は基本的には皆さんの、保育だとか、暮らし、そこにお金を回していきたいというふうに思ってます。
続く