やっぱり気になるアッキード事件

森友学園土地売却問題についていろいろ情報を見ているうちに、久々にブログを書くに気になったので、書きます。まずは、今朝読んだWEBニュースの記事から。

ニュースソクラ 3/27(月) 13:30配信の記事「政権が昭恵夫人の喚問を嫌がるある事情」で

「なぜ、安倍首相や与党は安倍昭恵夫人の証人喚問を頑に拒むのか。ひとつの解が、3月中旬の財界人らとの昭恵夫人との会合にある。」との記述がある。

ここから先は私の想像。

安倍昭恵氏のfacebookの投稿で3月中旬にあたるであろう3月11日～20日を見てみると、3月15日の投稿に「第一回目のSTART-UP IN KOTEI 新しいテクノロジーやアイディア満載。明るい日本の未来を語り合う場になりました。」という記述がある。

この「START UP IN KOTEI 」に参加された方のブログを紹介。

ケアプロ代表“川添高志”のブログ

安倍昭恵夫人とSTART-UP IN KOTEI

この時期の安倍昭恵氏のfacebookの投稿には「財界人らとの会合」と思しきものはこれくらいしか見当たらない。もちろん安倍昭恵氏がすべての行動をfacebookで報告しているとは限らないので、現時点で私が知りうる情報から、確かにそういう会合らしきものはあったようだという裏付け確認に過ぎないことを確認して話を進める。

ちなみに、会に参加されたこの方の記事には、

今後、政治家や官僚なども巻き込んでいけたら、「KOTEI発」のアイデアや繋がり、ビジネスが、新たに生まれるかもしれません。

と、ビジネスチャンスへの期待に胸膨らむ様子が伝わる。公邸に招かれて、総理夫人とビジネスの話。当然の期待感だと思う。

さて、ニュースソクラの記事は続けてこう書いている。

「会合に出席した昭恵夫人は、「日本の教育はまちがっている。森友学園のような学校が必要だ」という趣旨の発言を繰り返し、涙を流し続けたという。籠池理事長（退任を表明している）への心酔ぶりを少しも隠さなかったという。心底、籠池氏を信頼している姿に、出席者は「純真すぎる人」との印象を持ったようだ。

3月2日の参議院予算委員会ですでに山本太郎議員が「アッキード事件」と皮肉るほど、3月中旬と言えばもうすっかり森本学園問題が大騒ぎされている時期で、安倍昭恵氏はまさに渦中の人だったのである。そんな中、経済やビジネスの話をしに来た人たちの前で、泣きながら教育論をぶち上げるというのは、まさに、まさにですね、「純真すぎる人」というより「痛々しい人」なのではないか。（あ、総理の奥さんを侮辱すると国会に呼ばれちゃう？） 

こちらの画像は、安倍昭恵氏と籠池諄子氏とのショートメールのやり取りについて、アキエリークス　https://akie-leaks.com/ と産経新聞が公開したものを並べて比較しつつ、そこに安倍昭恵氏のfacebook投稿やその他の関連した動きをメモして作ってみたものです。（個人的なメモなので、画像単体での二次利用はご遠慮ください。）

まだまだこの事件、おかしいことだらけだ。ぜ～んぜん納得できない！

昨日は予算員会最終日を傍聴してきたけれど、こんな状況で幕切れなんてことは絶対あってはいけないと強く思う朝である。

そんな私の気持ちを代弁してくれたとも言える、昨日の予算委員会での今年度予算案に対する希望の会（自由・社民）山本太郎議員の反対討論の一部をここにご紹介しておく。

 （一部文字起こししました）

この国を持続可能なものにするため、少子化問題は待ったなし！

大胆な施策と予算措置が必要な局面においても、やるやる詐欺的手法を堂々と行う政府に対して、現実を見ろ！と言いたい。人々の声を聴け！と言いたい。

森友問題で国民の怒りに火が付いたのは、これこそが安倍政権の象徴的な事柄だから

自分たちと関係し、つながる者は、国有地をタダ同然で差し出し、数々の補助金も異例のスピードで決まる。

その果実を享受することが許されるのはお友達のみ。

その疑義に対しても、誠意ある対応もせず、資料は出さず、意味不明な答弁で質問時間が過ぎることを待つ。嵐が過ぎれば通常営業ですか？

国家の私物化は止めていただきたい！「国家」とはこの国に生きる「民」のことであり、政府や政治家は、ただの「期間雇用の代理人」にすぎません。

国民への謙虚さを持ちあわせない予算案には反対！国民への謙虚さを持ちあわせない政権には退陣を求めて、私の反対討論といたします。

ありがとうございました、総理。

ちなみに・・・

昨日もまた野党の理事から「物言い」が付きました。そのことについては帰りの電車の中でつぶやいたので、そちらを参考にしてください。与党の理事さん、テレビ中継も入ってないのに、そんなに張り切らないで（笑）

最後までお読みいただきありがとうございました。